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長い豪雨をもたらした台風とブロッキングの危険な配置

関東全域、特に栃木・茨城、そして宮城に大雨による堤防決壊と洪水が発生して大変なことになっています。この長い雨をもたらした線状の降水帯は、台風17号と18号の二つの台風のはざまで長い時間停滞していました。

いったいどうしてこれほどながい時間、この降水帯が停滞したのか今後研究が行われることと思いますが、いまの段階で見えている現象に、二つの台風、そしてさらに下流のブロッキング高気圧があります。この配置が、今回の現象の鍵になっているようです。

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さまざまな記録を破りつつ、3つのハリケーンが太平洋に同時出現

週末にかけて気象関連のウェブサイトでは大きく取り扱われていたのですが、なんとカテゴリー4の強いハリケーンが3つ同時に太平洋上に出現したとのことです。冒頭の画像はNASAのTERRA衛星から撮影されたものですが、左、つまりは西からハリケーン・キロ、イグナシオ、ジメーナです。 カテゴリー4というのは、欧米で用いられるハリケーンの強さの指標で、カテゴリー4は5段階で2番目。風速は59〜69 m/s、中心気圧は920〜944...

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海洋地球研究船「みらい」写真集「とっておきの空と海」発刊しました!

研究所での本職の仕事になるのですが、海洋地球研究船「みらい」の航海で撮影された写真をまとめた写真集が発売されます。熱帯、北極海、南半球・南極海がそれぞれ収録されているのですが、私は去年行きました北極海が担当です。船でいくことのできる遠洋、そして地球のもっとも遠い一角というのは、普通イメージする「空の写真」「海の写真」という枠を越えたさまざまな現象で彩られています。

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寒さの続く日本列島。2013/2014年の冬は暖冬?厳冬? 答えは…

先日から寒さの続いている日本列島ですが、データ上でみると実際のところどうなのでしょう? いわゆる「平年」よりも寒いのでしょうか。それとも暖かいのでしょうか。 というわけでいつものように、気象庁が提供している気象官署のデータを、本州について平均してみました。 すると、やはりちょっと「ひとこと」では言えない事情が見えてきます。

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3度にわけてやってきた2013年の日本の猛暑

猛暑、猛暑、といわれた2013年の日本の夏でしたが、実際のところデータをみてみるとどうだったのでしょうか? 例によって気象官署52箇所の平均値の時系列をみてみると、おもしろい流れがみえてきます。

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今年の冬はどれだけ寒い? データから日本の寒さを見てみる

秋には暖冬傾向という予測が出ていた日本の気温ですが、それから一転してずっと寒い日が続いています。 この寒さにはさまざまな原因があって、目下研究を進めているところなのですが、まずはこれまでのところの気温が本当に平年と比べて寒かったのかをデータからみてみましょう。