マイナス41度のシベリアではベランダからなげた熱湯が一瞬で雪に

気象庁の秋の季節予報に反して、厳しい冬が続いています。日本も西日本を中心に寒いですが、その寒気の源となるモンゴル、シベリアではそれをはるかに上回る寒さが続いています。

同僚の報告によるとモンゴル・ウランバートル近郊では摂氏 -43 度を記録していますし、その東の街ブルガンでも -38 度を記録しています。

ウクライナでも記録的な寒さのために80人以上のかたがなくなるなど、寒い冬の被害が広がっています。

そんななか、ノボシビルスクのこの男性は-41度という寒さを利用して、7階のベランダからお湯を投げてみるという実験をしています。ベランダから降り注ぐお湯はいったいどうなるのでしょう?

お湯が一瞬で凍結

動画をご覧いただけるとわかりますが、投げ捨てられたお湯は瞬時に凍って湯気のかたまりのような白い氷の粒となって降り注いでいます。雪ですね。

これにはからくりが2つあります。

  1. お湯を高いところから投げ落としている点。お湯はひとかたまりではなく、小さな水の粒になります。一つ一つの粒が -40 度の空気と触れ合うことで効率的に冷却がおこなわれます
  2. 落下している間、常にこの小さな水の粒の周りの空気は入れ替わります。お湯をそこに置いておいた場合は、水面の上の空気はすぐに温まりますので、その空気をどけないかぎり水をさらに冷ますことはできません。落下のおかげで、水のつぶは常に -40 度の空気と触れ続けることができるのです

この二つがあるために、空中にばらまかれたお湯は地上に達する前に凍ってしまうのですね。でもいくら寒くでも日本ではこうはいきませんので、絶対に真似しないでください