今年の冬はどれだけ寒い? データから日本の寒さを見てみる

Temperature

秋には暖冬傾向という予測が出ていた日本の気温ですが、それから一転してずっと寒い日が続いています。

この寒さにはさまざまな原因があって、目下研究を進めているところなのですが、まずはこれまでのところの気温が本当に平年と比べて寒かったのかをデータからみてみましょう。

前半と後半、異なる傾向

記録的な残暑から晩秋は急な寒さが襲ってきたという印象がある日本の気温ですが、時系列をみるとやはりそうした様子がうかがえます。

上の図はゆるやかな点線がいわゆる「平年」で、それよりも低い気温だった日を青く、高い気温だった日を赤く塗ってあります。データは気象庁の気象官署58箇所の平均で、南西諸島をぬいてありますので北海道から鹿児島までの平均だと思っていただければと思います。

こうしてみると、11月から12月、1月にいたるまでほとんどの期間で青が目立っていて、平年よりも寒かったことがわかります。とりわけ寒かったのが12月上旬、12月下旬のクリスマス寒波、そして1月上旬です。

特に12月の気温は平均で1月よりも3度ほど高いはずなのですが、この2回の寒波のせいでほとんど1月の寒さを先取りしていたことがわかります。いうなれば、1月の気温が二ヶ月続いていたというわけで、これは寒いはずです。

しかし1月の後半からは様子が変わっています。平年よりも温かい日が2回にわたって発生しており、暖かさと寒さの間を行ったり来たりしつつあるのがわかります。

天気図などをみていても、11月から1月中旬までの様子と、それ以降はまったくことなる傾向をみせていてこの冬を説明する際にはこの2つの期間を注意深くわけて考える必要がでてきています。

もう少し解析が進みましたら、このあたりの状況についても解説をしたいと思います。また、西日本と北日本の違いもみていくことにしましょう。